土偶裸摩具羅 -Dogra Magra-

人生は死ぬまでの悪ふざけ

 自宅に導入する回線の種別、さんざん試行して逡巡したあげく、結局光回線に戻すことにした。
 MVNOの回線は、ずっと使ってきた早くない速度のWi-Fiルーターと、速度的な違いを感じられなかった。
 しかもMVNOは1か月の通信容量に制限がある。いちばん多い12GBにしたけど、結局1週間で使い切ってしまった。(当月分だけで解約)
 そもそもMVNOの通信も、Wi-Fiルーターでの通信も、動画を快適に見るのに十分な速度が出なかった。
 それまでのWi-Fiルーターの2年縛り契約も、今月解約しないとまた1年縛りが始まってしまうし、毎月1,000円の割引も終わる。
 光回線の料金で、毎月4,000円弱で使えるものがあったので、脊髄反射で「これでいいんじゃね?」と思い申し込んだ。(前に使っていた、NTTのBフレッツの料金が高かった)
 今回は自宅に電話回線を引かないので、余計な電話機もケーブルもないし、料金もかからない。すっきりシンプルだ。
 
 で、昨日工事(立会程度)があって光回線が開通したのだけれど、今までと同じ設定で繋がらず難儀した。
 最終的に、LANポートのないこのノートPCにUSB外付けでLANポートを付ける安い機器を購入して、有線で設定してやる必要があった。
 昔使っていた長〜いLANケーブル(10m)を今でも持っているので、それで接続して無線LANルーターの中に設定を作ってやった。
 今回思い知ったのは、Wi-FiルーターやMVNOを使うとか無線LANに頼り切るとか、そういった離れ業を使うよりも、回線は自宅まで届いている光回線でいいし、設定する際にはだいたいCD-ROMが必要になったり有線LANポートが必要になったりすんなあ、ということだ。
 初期の設定には必ずターミナルとなる固定端末が必要となる。その上で後から設定を移行した形で切り離すという考えでないと、離れたところから再度もとのものを設定しようとしても、届かずにできないことがある。
 だいたいそういうことを学んだ。PCは使えば使うほど奥が深い。
 
 それとは別に、思いがけず自宅に十分なスペースができたので、またPC-9801本体を持ってきて、動作させたい。
 CONFIG.SYSやAUTOEXEC.BATをいじってコンベンショナルメモリの空き容量を確保して、それでただゲームを動かしたい。
 僕はそういうことをしているのが好きなんだってことに気付いた。